SSブログ

道路わきに転がる死 [独り言]


みなさん、こんにちは。
暫くぶりの更新ですみません。

IMG_1188.jpg

と、誰に謝っているんだろう?私の書く文章なんて
どーせ、誰も期待していないだろうし・・ぶつぶつ。

ブログを始めた動機って、まあ人それぞれでしょうが
私の場合は何だったろう?

①安価な費用で宣伝して、あわよくば集客につなげたい。
(まあ、そんなにうまくいくわけないと思ってましたが)

②情けないけど、いつまでたっても世間からどちらかと
いうと白い目で見られているシロアリ業界ですが、そんな
奴ばかりではないぞと知らせたい。
(だって、営業はともかく床下作業をする施工さんの
ハードさはもっと知られてもいいと思います)

③悪徳業者のウソっぽいトークがなぜ通用してしまうのか、
というと、一般の方がシロアリの習性についてあまりに知ら
なさすぎるからですね。だから防衛としてのシロアリ知識
を広く知らしめたい。
(シロアリの習性について知っていれば悪徳業者に騙さ
れる確率もぐっと減ると思うんだけどな・・甘いかなあ)

IMG_1124.jpg

というわけでいきなり脱線してしまいました。
最近、ふと勝手に感じたことなど書き留めておこうという
気分になったのでお時間があったら読んでくださいね。
つまらないけど・・ぶつぶつ。

心臓の大手術をしてから退院後に朝晩と合計5~7キロ
くらい散歩しています。心臓リハビリにはいいらしい。
で、朝の5時半~6時頃に起きて散歩をするなんて私の
人生では初めての経験。

IMG_1180.jpg

早朝の田園や農村風景にはその時間帯特有の雰囲気とい
うか空気感ってあるんだなあと思った。軽トラで毎日、
通って稲の育ち具合をチェックしたり、草刈りをしたり、
あるいは畑で農作業をしている人。

ワンちゃんと朝のお散歩をしてる娘さん。あるいは私と
同類だろうか?もくもくと歩いている老人など。
「あなたは血圧が高いから散歩でもして体重を落としな
さい」とかお医者さんに言われたのかもしれないな。

そういう人たちに軽く会釈をしながら散歩するのって
それなりに新しい出会いというか新鮮で楽しいな。
おっと、また脱線しそう。

IMG_1186.jpg

実は楽しい光景ばかりではない。道路わきの草むらには
無残な光景も目にします。車に魅かれて甲羅の割れた亀。
同じく蛇の死骸。あるいはカエルやミミズ、ナメクジ、
ダンゴムシ等々の累々たる死骸。

道路わきにはあまたの小動物や虫たちの死骸が無数に転が
っている。おぞましい光景なので翌日はその道を迂回する。

で、数日後にまたその道を通ると、不思議なことにきれい
に蛇や亀の死骸がなくなっている。誰か掃除をしたんだろ
うか?いや、たぶん、カラスが食べたんでしょうね。または
蟻さんが運んだのかも。

私にとっては見たくもない無残な死骸がカラスや蟻にとって
は御馳走ですもの。道路わきは常にそのドラマの繰り返しが
日常。


IMG_1110.jpg

と思ったら、あっ、そうかブッダの言う「ありのままに見ろ」
というのはこういうことかもしれないなと思う。
人間だって同じ。亀や蛇やミミズの死と人間のそれに違いは
あるだろうか。ありはしない。みんな等価で同じだと思う。

私もそう遠くない将来にこの世から確実にいなくなる。
う~ん、だからどうだというのだ。それだけのこと。
私の死とミミズの死はまったく等価なのだ。思いあがって
はいけない。存在とはそのようなもの。すなわち無常。


RIMG0001.jpg

とかなんとか、勝手な独り言でした。
最後までお付き合いいただいた皆様、ありがとうございます。
どうか皆様にいいことがたくさんありますように。


ジョーク

難聴になった金持ちの年老いた男が、病院で治療を受けた。
腕利きのドクターが担当になり、最新の手術を施した。
手術は成功し、老いて失われていた男の聴力はすっかり
回復した。

1か月後、術後の検査のため、男は再び病院を訪れた。
男:「先生、すばらしい手術をしていただき、ありがとう
ございました。おかげですっかり耳はよくなりました」

医者:「それはよかった。私も医者としてうれしい限りです。
ご家族もさぞ喜んでおられるでしょう?」

男:「それが、家族や親せきには、耳が治ったことは秘密に
しているんです」

医者:「え?そうなんですか??」 

男:「おかげで、遺言状を3回書き換えました」





nice!(15)  コメント(3) 
共通テーマ:住宅

スズメバチを嫌わないで。 [ハチ]


みなさん、こんにちは。

前回の記事のタイトルは「ゲジを嫌わないで」でした。
今回はスズメバチを嫌わないで・・だって?
そりゃあ無理でしょ!

だって、毎年、スズメバチに刺されて死者が出ています
ものね。私も過去に2回刺されたことがありますが、あの
一晩中続く激痛は何度も経験したくはないですよね。

RIMG0006.jpg
矢印の隙間から盛んにスズメバチが出入りしていました。
その内部の屋根裏が下の写真です。やっと撤去しました。
RIMG0007.jpg

で、どうやら今年はハチの当たり年?みたいでいや~な
予感がしています。外れるといいんですが・・・。
7月から昨年よりもハチ駆除の依頼が急に増えています。

幸いまだ巣が小さいので助かっていますが、これから秋に
向けて攻撃性も増してくるので注意しましょうね。
RIMG0002.jpg
アシナガバチです。この程度なら楽なんですけどね・・。
(右下のはスズメバチの巣です)

ULVP4443 - コピー.jpg IVUR3288 - コピー.jpg
う~ん、とはいっても、ハチって実は益虫なんですよね。
なぜかというと農作物に被害を与えるいろんな虫を食べて
くれるからです。受粉作用もあるようです。

詳しくは知らないけど昔は、農家でわざわざスズメバチ
を大切に飼育したらしいですね。ハチによる無農薬駆除
なんでしょうか?クロスズメバチだったかな?

だから、もし共存できるようならむやみに駆除するのは
止めましょう・・・とはいってもねえ・・ぶつぶつ。

玄関の近くとか子どもたちの通学路とか、そういう場所に
巣があった場合は情け容赦なく駆除することにしています。
でも、屋根の高い場所、梁とか破風板とか・・実害がない
場所なら共存しましょうよ、とお客様に言うことにしてい
ます。


最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。



ジョーク

マーカスのあそこの長さは60㎝あった。

彼は、これはちょっと長すぎる、と思って悩んでいた。

 

そこで、ある日、村のはずれに住んでいる魔女のところへ、
少し短くする方法がないか、相談に行った。

 

魔女は、マーカスの話を聞くと、次のようにアドバイスした。

「町の外れの森を5㎞ほど行ったところに大きな洞穴があり、
年老いたメスのキツネが棲んでいる。
そのキツネに、『結婚してください』と言って『No』の返事
が返ってくれば、お前のあそこは10cm短くなる」

 

マーカスは半信半疑だったが、他に良い方法があるわけでは
ない。
彼は森を目指して歩き、やがて、目的の洞窟を見つけた。

 

そこには、魔女が言った通り、一匹のメスのキツネが棲んで
いた。

 

マーカス:「キツネさん、会えてよかった。私と結婚してくだ
さい」

 

キツネ:「お前は人間じゃないか。No!」

 

すると、魔女が言った通り、マーカスのあそこは10cm短くな
った。

 

マーカスは、内心、喜んだ。

ただ、まだ長すぎる。

そこで、もう少し短くしようと思った。

 

マーカス:「キツネさん、そこをなんとか。私と結婚してくだ
さい」

 

キツネ:「No!」

 

すると、マーカスのあそこは、また10cm短くなった。

マーカスは、うまくいったと、喜んだ。

 

ただ、それでもまだ40cmあり、少々目立つ。

もう10cm短くてもいい、と彼は思った。

そこで、最後に、もう一度だけ、頼んでみることにした。

 

マーカス:「キツネさん、もう一度お願いします。私と結婚して
ください」

 

キツネ:「何回言ったらわかるの?NoNoNoNO!」



nice!(26)  コメント(2) 

ゲジを嫌わないで。 [雑談]


みなさん、こんにちは。

いきなりですが、ゲジは好きですか?と聞かれて
好きです、なんて言う人はまあ滅多にいないでしょ
うね。


RIMG0016.jpg

(いや、もしかしたらいるかも。ネットでゲジの
画像検索をしたら指にゲジを乗せてる写真があり
ましたから。)

RIMG0378.jpg

ゴキブリ、蜘蛛、ムカデ・・いわゆる「不快害虫」
といわれる虫たちがいます。

でも、(これは前にも書いた気がしますが)
私は益虫や害虫という区別はしたくないなと思って
います。だって人間にとって都合のいい虫が益虫で
そうでないのは害虫ってことでしょ。

地球から見たら、人間こそ最大の「不快害虫」かも
しれませんね。
あ、脱線。書きたいのはゲジについてだった。

私も調べて分かったのですがゲジって「益虫」でした。
なぜかというと、ゴキブリを食べてくれるからみたい
です。それに雑菌を媒介することもないそうです。

ゴキブリ以外にも、室内の蜘蛛やいろんな虫を食べて
くれるので「家の掃除屋さん」だそうです。
人間にはほとんど無害な虫です。

だから見つけても「家の掃除屋さん」だと思って共存
しましょうね!う~ん、とはいってもやっぱりその姿
が気持ち悪い~!

まあ、なるべく大目に見てあげてくださいね。

RIMG0447.jpg
(床下のシロアリ調査時によく他の虫と遭遇します)
RIMG0448.jpg

RIMG2312.jpg
(蟻道にダンゴムシやゲジが・・?補食しようとしているのかしらん?)
RIMG2317.jpg


最後までお付き合いいただいて感謝します。
猛暑です。どうかお身体、ご自愛くださるように。


ジョーク


秋のうららかな昼さがりのことだった。

5歳になったジョンが、母親と公園を散歩していた。

すると、途中で、オス犬がメス犬のお尻にのりかかって
いるのを見つけた。

 

ジョン:「おかあさん、あの犬たちは何をしているの?」

 

母親はうろたえたが、正直に話すことにした。

 

母親:「あれはね、子犬をつくろうとしているのよ」

 

ジョン:「ふーん、そうなんだ」

 

母親の困惑をよそに、ジョンは犬たちの様子をしばらく
じーっと見ていた。

 

その夜、ジョンは家でトイレに行きたくなり、目を覚ました。

廊下を歩いていると、両親の寝室から、あえぎ声がする。


ジョンが寝室をのぞいてみると、ちょうど両親が正常位で

愛し合っているところだった。

ジョンは寝室に入り、両親に向かってこう言った。

 
「その体勢じゃない方がいいな。僕は、子犬が欲しいんだ」






nice!(27)  コメント(2) 
共通テーマ:住宅

朝の散歩とマムシ [雑談]


みなさん、こんにちは。

どう言ったらいいんだろう?気分が乗らなくて記事も
更新しなくっちゃあ、と思いつつ・・ぶつぶつ。

ほんとに我ながら、「気分」という厄介な駄々っ子に
翻弄されています。

まあ、それも「無常」といえば言えなくもない(笑)
なぁん~って言っちゃダメですね。それはただの甘え。

えーと、退院してから「心臓リハビリ」ということで
毎日、朝晩合計で約1時間半くらい?距離にして5~6
キロくらいかな、歩いています。

IMG_1024.jpg

IMG_E0664.jpg

で、早朝の散歩なんて夜型人間の私には初めての経験。
朝の5時から6時くらいまでの夜明け前の時間帯の自然
の雰囲気っていいものですね。
田んぼの見回りにきてる農家の軽トラや、ワンチャンの
散歩の人って意外に多い。ほんとに意外と人が多い。


ときどき、何でだろ?という光景に出くわします。
その一つがこれ。カタツムリが道路を横断しようとし
ています。ほっとくと車に魅かれそうなので見つけた
ら草むらに戻してやりますが・・きりがない。

IMG_1018.jpg

IMG_1019.jpg

IMG_1020.jpg

IMG_1022.jpg

カタツムリ以外にもミミズやカエルも同じような行動
をしますよね。ほんとに、何で危険を顧みずに道路を
横断しようとするんでしょうね?
知っている方がいたら教えてください。

で、今日の朝、新しい横断者を見つけました。
といっても既に死んでいましたが。
それは蛇の子ども。お~!これが噂の・・・。
RIMG0133.jpg

RIMG0134.jpg

RIMG0138.jpg
マムシかどうか判別できませんでした

というのはその地区の道路にはマムシがいるから注意
してね、と聞いたことがあるからです。
意外ですよね。マムシって山奥にばかりいるものと思
ったら違うんですよね。

わが町の工業団地の敷地内でもときどきマムシを見かけ
るそうです。私も現物を見せてもらったことがあります。
マムシはいったん棲みつくとなかなか移動しないらしい。

でも、過剰に怖がる必要もないですよね。
まあ、ふだんから遭遇したら注意すればいいだけのこと。
一番怖いのは人間かもしれないな(笑)

ということで最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。


RIMG0140 (1).jpg



ジョーク

一人のおばあさんが、疲れた表情で、友人と話をしている。

 

おばあさん:「うちの主人、バイアグラを飲みすぎて、心臓発作おこして死んじゃったの」

 

友人:「それはご愁傷さま。葬式はどうしたの?」

 

おばあさん:「それが、すごく大変だったの」

 

友人:「どうして」

 

おばあさん:「棺のフタが閉まらなかったの」






nice!(24)  コメント(2) 
共通テーマ:住宅

またまた羽アリの区別について [羽アリ]


みなさん、こんにちは。

最近、羽アリが発生したので調査して、という依頼が
続けて2件ありました。

かなり焦っている感じが電話越しに伝わってきました。
そりゃあ、そうですよね。少なからずの数の羽アリを
室内で見つければビビッてしまうのも無理はないですね。

で、調査の結果は2件ともシロアリとは無関係の羽アリ
でした。良かった良かった。

本音を言うと、今しばらくは床下調査&施工は出来ない
病み上がりの身体なので私的にも助かりました。
詳しく説明したら安心して喜んでいました。

で、こりゃあ、もう一度シロアリの(変身した)羽アリ
とそうでない羽アリの説明をしたほうがいいみたい、と
思ったので、しつっこいようですが区別のポイントを載
せておきますね。参考にしてください。

まず、調査したお宅で撮った羽アリの写真です。
RIMG0009.jpg
RIMG0012 (2).jpg
RIMG0014.jpg

で、下の写真がシロアリの(変身した)羽アリです。
2011,5,21 040 (2).jpg

どうですか?印象が全然違いませんか?
上の3枚の写真の羽アリは、なんだかお尻が丸々として
ずんぐりむっくりしていますね。それに羽根も短いでしょ。

一番下の羽アリはスマートですね、羽根も胴体の2倍はあり
ますね。えーと下の図解を見てください。


羽アリの区別 001 (2).jpg



いちばん簡単な見分け方は「お尻が丸々と膨らんでいて
腰がくびれて」いればシロアリとは無関係です。

反対に「お尻が細長くスマートで、腰がくびれていなけ
れば」それはシロアリの羽アリです。

でも上の3枚の写真の羽アリは「お尻が丸々と膨らんで、
くびれ」がありますね。だからシロアリの羽アリではあり
ません。

017 - コピー (2).jpg
(これはシロアリの羽アリです)

実は、電話をいただいたときにシロアリの羽アリではない
ことは予想していました。というのは時期的にシロアリの
羽アリが発生するのは大体4月下旬~6月初旬だからです。

じゃあ、なぜわざわざ調査に行ったかといえば、お客様の
心のケアのためというか、じかに行って直接に説明したほ
うが安心されるからです。

それにもし万が一、新種のシロアリ(日本では見つかって
いない新種が海外から侵入してきた?)の可能性がゼロで
はないからです。まあ、ほとんどゼロに近いでしょうが。

2011,5,20 180 (2).jpg
(これもシロアリの羽アリです)

というわけで、7月以降に羽アリを見つけても、シロアリの
羽アリではない場合がほとんどですから安心してください
ね。それでもよほど気になったら写真か、現物を一匹ハガキ
に張り付けて送ってください。折り返しご返事します。

以上です。過去にも同じことを何度も書いてしつっこいよう
ですが参考にしてくださいね。えーと、まとめると・・

①その羽アリに「くびれ」があったらシロアリとは無関係。
②7月以降~はシロアリの羽アリのシーズンは終わっている
ので羽アリを見つけても無視して大丈夫。

(厳密にいうと、海外のシロアリには年中、群飛する種がい
るそうですから、新種が気候変動などで日本に侵入してくれ
ば②は絶対とはいえないけど、まあ先のことはともかく今現
在は無視してもいいと思います)

どうか、皆様のお家はシロアリと縁がありませんように。
そしていいことがありますように。
最後までお付き合いいただいて感謝します。



ジョーク


刑務所から、凶悪犯が脱獄した。

 

逃亡者は、銃を手に入れ、一軒の家に押し入った。

そして、寝室で眠ていた若い夫婦を見つけた。

 

男は、まず、パジャマ姿の夫をロープで縛り上げた。

次いで、薄いネグリジェ姿の美人の妻を縛り上げながら、
ニヤリと笑い、彼女の耳元で何かささやいた。

 

夫は、スキをみて、身をよじりながら、

妻に近づき、こっそり語りかけた。

 

夫:「あの凶悪犯は、刑務所にいたから、何年もやって
   いない。助かるためには、もし、ヤツが何か言って
   きても、抵抗しないで言うことを聞いた方がいい」。

 

妻:「あなたがそういう考えで助かったわ。あの男は、

  『おまえの旦那のお尻は、とってもセクシーだな』って、

   言ってるの」。


 


nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

今年は仕事は無理らしい・・。 [独り言]


みなさん、こんにちは。

すっかり更新が途切れてしまいました。
実は4月中旬から想定外のことばかり連続して起こり、
まるで転がる石のように(運命に?)翻弄された日々
でした。

でも、振り返ってみれば見方によっては新鮮な経験の
連続でもありました。

写真 016.jpg

時系列では4月中旬の深夜、呼吸困難になって救急車を
要請。そのま某病院に10日入院。

(息子と家内の話しでは、マジでヤバイ状況に見えた
そうです。一人暮らしなら救急車も呼べなかったでし
ょうからジ・エンドだったでしょう)

原因は心臓の欠陥でした。心臓の大動脈狭心症だとか。
体力回復してから次は紹介された別の病院で心臓の弁
を取り替えるということになりました。


で、入院生活が約一か月。おかげさまで5月末に無事
に退院することができました。胸骨を切開したので縫
い合わせた骨が開かないように数か月は注意してねと
いうことでした。

済生会にゅういん 167.jpg

う~ん、呼吸困難なんて初めての経験です。
それに救急車に自分が患者として乗ったことも初めて。
さらに一時的にせよ心臓を止めて弁を3個も置換する
手術なんてまったく初めてです。初めてだらけ。

看護師さんの話では心臓の手術でもトップクラスの大
手術だったそうです。

どれもこれも私にとっては新鮮な経験でした。
で、今回、見方によっては臨死体験のチャンスが二度あ
ったわけです。

でも、残念ながら呼吸困難時は意識は朦朧として、やたら
苦しくて臨死の自己観察なんてする余裕は全くなかった
のでした。

心臓の手術の際は、全身麻酔した後はこれも意識がなく、
気が付いたのは翌日でした。その間の記憶はゼロ。

済生会にゅういん 034.jpg

つまり、私の経験から言えることは後日にしろ臨死体験を
語れるってことは、まだまだ体力があったからじゃないか
と思います。つまりほんとの臨死状態じゃなかった?気が
します。

あまりに苦しいと(肉体的にですが)死ぬ時の自己観察
なんか不可能。ただただ目先の苦しみから解放されたい、
というか、それしか考えられなくなってしまう。
死ぬ生きるなんてどうでもよくなって、その段階では死も
怖くなくなってしまう・・といいますか。

とにかく今回の経験で私の言えることは死神もなにも見な
かったこと。幻覚は2~3日だけ明確に見ました。
それも奇妙で語るに値しない無意味な幻覚でした。

済生会にゅういん 044.jpg

ということでどうやら今年は仕事はできそうもありません。
少なくとも切開した胸骨がくっつくまでは施工厳禁だそう
です。関係者の皆様には申し訳なく思っています。

う~ん、ということはシロアリの新規のネタも手に入らない
からどうしようかなあ・・ぶつぶつ。

最後まで駄文にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。


好きな警句など

死に方など
どうでもいいのだ

問題は、
生き方である

byS・ジョンソン







nice!(4)  コメント(5) 

もう一度、羽アリの姿を。 [羽アリ]


みなさん、こんにちは。

羽アリの発生する時期(4月下旬~6月)になりました。
前々回も羽アリの写真を載せましたが、問い合わせが
あったのでもう一度、羽アリの写真を載せておきます。
参考にしてくださいね。

羽アリの写真なんて見たくないでしょうが、羽アリの
全部がシロアリの(変身した)羽アリとは限りません。

もし、身近に羽アリらしき虫を見かけても慌てないで
まず、それが以下の虫であるかどうか見極めてくださ
いね。

(蟻道の中にいた羽アリです。これから地上に向かって
 いくところです)
2011,5,20 035.jpg

(羽アリはこんな感じで大量に出現します)

P1010182.jpg

P1010183.jpg

2011,5,21 040 (2).jpg

2011,5,20 178.jpg

(アスファルトと基礎の隙間から発生した羽アリです)

017 - コピー.jpg

2011,5,20 203.jpg

(黄色っぽい虫はシロアリの兵隊アリです。羽アリを援護しています)

2011,5,20 205.jpg

2011,5,20 212.jpg

(羽アリが問題なのではなく、その近くに大量のシロアリ集団が潜んで
 いることが問題なのです)

2011,5,31 133 (2).JPG

それから個人的なことで恐縮ですが、今月はたぶん
これが最後の記事になりそうです。

というのは、来週、入院する予定です。
それでブログもメール相談も5月一杯はお休みにさせ
てくださいね。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様の暮らしには羽アリは無関係であります
ように。そして皆様にいいことがたくさんたくさん
ありますように。

ジョーク

妻「あなたに二つの話があるの。いい話と悪い話があるわ」
夫「じゃあまず悪い話から聞かせてくれ」
妻「あなたと離婚することにしたのよ」

夫「何だって? じゃあ悪いニュースも聞かせてもらおうか?」

 

 


nice!(14)  コメント(2) 
共通テーマ:住宅

ベタコンとシロアリ [ベタコン]


みなさん、こんにちは。

近年の新築住宅はほとんど床下がベタコンです。
というか、基礎にはベタ基礎と布基礎と独立基礎とか
いろいろありますが・・一般の方にはその区別がよく
わかりませんよね。

実は私もよくわかりませんでした。
例えば①ベタ基礎だと思ったら、②布基礎+防湿コン
クリートだったりして・・。
①も②も見かけはまったく同じに見えますもの。

また①でも1回打ちと2回打ちがあります。
また1回打ちでも施工の丁寧さ如何という問題もあると
思っています。
・・と言うようなことはあんまり関心ないですよね。

よーするに、床下をコンクリートで覆えばシロアリは
侵入してこれないだろ?そのへんはどうなのさ?
・・ですよね。

で、いきなり私の経験からの結論を言えば・・
たしかに床下が土壌よりもコンクリートで覆った床下
のほうが圧倒的にシロアリを阻止できると思います。
ただ、圧倒的といっても100%じゃないんですよね。

なにはともあれ、床下がコンクリートでもシロアリが
侵入した事例写真を見てくださいね。

これらの写真は借り物ではなく全部私が直接、撮った
ものです。


RIMG3527.jpg

RIMG3529.jpg

087.jpg

007.jpg

008.jpg

098.jpg

094.jpg

RIMG9664 (2).jpg

PB190035.jpg

PB190036.jpg

040.jpg

H16,10,18 三条 梶 様 010.jpg

H16,10,18 三条 梶 様 011.jpg

某大学の実験では、10センチの厚みのコンクリートを
約一週間で齧って穴を開けた事例があるそうですが、
それくらいの齧るチカラはシロアリは持っています。

でも、もっとシロアリにとって都合がいいのは亀裂が
あることです。齧るよりは亀裂のほうが侵入が楽です
ものね。


011.jpg

009.jpg

というわけでポイントはコンクリートの亀裂の有無です。
ベタコンでも布基礎+コンクリートでも亀裂があるか、
ないかで侵入の可能性が決まると思っています。

ということは丁寧な施工如何ですよね。 いくら優れた
新工法でも、それを施工する現場の職人さんの心意気
というか意識も大きいと思います。

やっぱり最後は人間の心じゃないかと思います。
なんか、どの分野でもいえそうな平凡な結論になっち
ゃいましたけど。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
参考になったら嬉しいです。
(というかほぼ同じ内容の記事を「シロアリ屋の独り言」
 で書いた気もしますのでご存知の方はごめんなさい)

どうか皆様にいいことがありますように。

ジョーク

ある画家に、画廊のオーナーから電話がかかってきた。

「君に良いニュースと悪いニュースがある」
「まずは良いニュースだ。今日画廊を訪れた紳士が、

  君の絵が君の死後に値上がりするかどうか尋ねてきた
  ので、
たぶん値上がりするでしょうと私は答えたんだ。

  すると彼は預かっていた君が描いた15枚の絵を全部買
  っていったんだ。」
画家は驚いた。

「それはすばらしいニュースですね。ところで悪い
  ニュースというのは?」
「その紳士は君の主治医だったんだ・・・。」



nice!(16)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

羽アリの区別の仕方 [シロアリ]

皆さん、こんにちは。

そろそろ恒例の羽アリの発生時期が近づいてきました。
今年は全国的に暖冬だったので地域によっては既に発生
してるかもしれませんね。

で、毎年、掲載していますが今年も参考にしてくださいね。
シロアリとは無関係の羽アリもいますので・・。



羽アリの区別 001 (2).jpg


2011,5,20 180.JPG

RIMG6450 (2).jpg
(これも羽アリです。羽アリの羽根が落ちた状態の雄雌のカップルの姿です。これだけ見れば。まさかこれが羽アリだったなんて思いませんよね)


最後までお付き合いいただいて感謝します。

どうか皆様のお宅はシロアリの羽アリとは無縁でありますように。




ジョーク

 

女が薬局に入っていった

女:ヒ素を頂戴。
薬剤師:何に使うのですか?
女:夫を殺したいの。
薬剤師:売れませんよ。

女はハンドバッグから一枚の写真を取り出し、薬剤師に見せた。
その写真には、女の旦那と、薬剤師の妻がベッドにいる姿が写っていた。

薬剤師:処方箋があるなら先に出してくださいよ。




nice!(19)  コメント(2) 
共通テーマ:住宅

猫町と旅など・・ [つまらない]

皆さん、こんにちは。

例えば、(どっちかというとボォ~とした脱力的気分で)
本を読んでいたり、TVでドラマや映画など見ていて
本の文章の一節や、あるいは映画の中のちょっとした
台詞に「反応」してしまうときってないですか?

そういう時は、本の場合は付箋を貼っておいたりできる
けど映画の場合は近くに紙とペンがあれば慌ててメモする
んだけど、無い場合は頭の中に記憶しようとする。

でも、記憶なんてすぐに忘れてしまう。
泡沫の泡のようなものですね。人生なんてのも泡沫の泡
みたいなもの・・と、この頃強く思う。ぁ、脱線。

最近、ある本を読んでいて「反応」した文章があります。
それは、以下の文章・・。

旅への誘いざないが、次第に私の空想ロマンから消えて 行った。昔はただそれの表象、汽車や、汽船や、見知ら ぬ他国の町々やを、イメージするだけでも心が躍おどった。 しかるに過去の経験は、旅が単なる「同一空間における 同一事物の移動」にすぎないことを教えてくれた。 何処どこへ行って見ても、同じような人間ばかり住んでおり、 同じような村や町やで、同じような単調な生活を繰り返して いる。

今までそんなに海外旅行に行ったわけじゃないけど何となく
漠然と所詮、私は海外では通り過ぎるだけの 異邦人なんだと
感じていた。
だから、できることなら一か月とか現地に滞在すれば 違った
側面というか人との関わり様があるんだろうな、 と思っていた。

でもね、それ(長期滞在)が仮に可能になっても、やはり・・
何処どこへ行って見ても、同じような人間ばかり住んでおり、 同じような村や町やで、同じような単調な生活を繰り返して いる
・・のはきっと変わらないんだろうなと思う。

だって、人種や文化が異なっても「生活」することはどこの
国でも大同小異でしょ。なぁ~んって言ったら身もふたも
ないけど(笑)

ところで引用した文章は萩原朔太郎さんの「猫町」という
素敵な短編小説からです。以下のサイトで読めます。



写真は連休で帰京した娘が飼っている猫。
カリーナとジョコタンだそうです。もう帰っちゃったけど。
IMG_0331.jpg

IMG_0328.jpg

IMG_0349.jpg

最後まで駄文にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。

<ジョーク>
正直

子「お父さん、この世に正直ほど大切なものはないって
  本当ですか?」
父「もちろんそうだ。ただ大切なものはあまり使わないで、
  大事にしまっておかなくてはいけないよ」



nice!(10)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。