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ベタコンとシロアリ [ベタコン]


みなさん、こんにちは。

近年の新築住宅はほとんど床下がベタコンです。
というか、基礎にはベタ基礎と布基礎と独立基礎とか
いろいろありますが・・一般の方にはその区別がよく
わかりませんよね。

実は私もよくわかりませんでした。
例えば①ベタ基礎だと思ったら、②布基礎+防湿コン
クリートだったりして・・。
①も②も見かけはまったく同じに見えますもの。

また①でも1回打ちと2回打ちがあります。
また1回打ちでも施工の丁寧さ如何という問題もあると
思っています。
・・と言うようなことはあんまり関心ないですよね。

よーするに、床下をコンクリートで覆えばシロアリは
侵入してこれないだろ?そのへんはどうなのさ?
・・ですよね。

で、いきなり私の経験からの結論を言えば・・
たしかに床下が土壌よりもコンクリートで覆った床下
のほうが圧倒的にシロアリを阻止できると思います。
ただ、圧倒的といっても100%じゃないんですよね。

なにはともあれ、床下がコンクリートでもシロアリが
侵入した事例写真を見てくださいね。

これらの写真は借り物ではなく全部私が直接、撮った
ものです。


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H16,10,18 三条 梶 様 010.jpg

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某大学の実験では、10センチの厚みのコンクリートを
約一週間で齧って穴を開けた事例があるそうですが、
それくらいの齧るチカラはシロアリは持っています。

でも、もっとシロアリにとって都合がいいのは亀裂が
あることです。齧るよりは亀裂のほうが侵入が楽です
ものね。


011.jpg

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というわけでポイントはコンクリートの亀裂の有無です。
ベタコンでも布基礎+コンクリートでも亀裂があるか、
ないかで侵入の可能性が決まると思っています。

ということは丁寧な施工如何ですよね。 いくら優れた
新工法でも、それを施工する現場の職人さんの心意気
というか意識も大きいと思います。

やっぱり最後は人間の心じゃないかと思います。
なんか、どの分野でもいえそうな平凡な結論になっち
ゃいましたけど。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
参考になったら嬉しいです。
(というかほぼ同じ内容の記事を「シロアリ屋の独り言」
 で書いた気もしますのでご存知の方はごめんなさい)

どうか皆様にいいことがありますように。

ジョーク

ある画家に、画廊のオーナーから電話がかかってきた。

「君に良いニュースと悪いニュースがある」
「まずは良いニュースだ。今日画廊を訪れた紳士が、

  君の絵が君の死後に値上がりするかどうか尋ねてきた
  ので、
たぶん値上がりするでしょうと私は答えたんだ。

  すると彼は預かっていた君が描いた15枚の絵を全部買
  っていったんだ。」
画家は驚いた。

「それはすばらしいニュースですね。ところで悪い
  ニュースというのは?」
「その紳士は君の主治医だったんだ・・・。」



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